詩の部屋  海の頬づえ
<南天>

なんてんの赤の ほどなくトロケル 雨上がりの晴れ

こないに寒いのに たたずむ 石の羅列は

あの頃の願いを 果たせる今なのか 迷う心を
静かにきく 森の小道 

かんかんだんだん

かんかんどんどん
重くのしかかる寒さに

負けぬとか負けぬとか
勝つとか勝つとか

どちらが上とか、どちらが下とか

そないに思うてたら、いつか生きづらさが、絡みつくよって

ふんわり しっぽ で
ふんわり しっぽ で

でも固い 南天の実


執筆日 2010年12月18日 naginal


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